じゃがいも少年のエンタメHISTORY

神戸生まれ神戸育ちの丸坊主いがぐり中学生が後にバンドでメジャーデビューし、バンド解散後、芸能事務所の音楽制作スタッフとして拾われ、大御所芸能人Kの運転手兼付き人を経て、敏腕!?マネージャーになるまでの思い出と、そんなじゃがいも少年から見た当時の特殊な芸能界の裏側なんかの記録を綴ります。

クラスメイト

どんどんベースにのめりこんでいくじゃがいも少年は、早くバンドとしての練習を始めたくてたまらなくなり、同じクラスのバンドメンバーに自分の演奏してみたい曲のバンドスコアをコピーして渡したりと積極的にバンド活動を進めようとしましたが、そんな気持ちとは裏腹にドラムのKもギターのHも部活動が忙しく、なかなかバンド活動を始められません。
Hに至ってはまだギターも買っていないという状態でした。

 

そんなやきもきする日々の中、同じクラスのOとFが既にバンドを組んで活動しているという情報をキャッチし、早速接触を図ったじゃがいも少年。

OがボーカルでFがドラム。それと別のクラスの陸上部のHがギターでベースが既に働いているというBという同じ中学出身の4人で既に中学時代からバンドを組んで活動しているというのです。

聞けば2週間に1回程のペースでO達の地元でバンドの練習をしているということで、次の練習の時に見学に行かせてもらうことになりました。

 

O達は主に地元の文化センターの音楽室を練習の拠点としており、その音楽室にはドラムセットとギターアンプ、ベースアンプ、マイクセット等が揃っており、17:30〜21:00の3時間半で3,800円程度で借りられる、お金のない高校生にはもってこいのスタジオでした。

 

じゃがいも少年はワクワクしながらその練習に遊びに行かせてもらい、そこで衝撃を受けることになったのです。