じゃがいも少年のエンタメHISTORY

神戸生まれ神戸育ちの丸坊主いがぐり中学生が後にバンドでメジャーデビューし、バンド解散後、芸能事務所の音楽制作スタッフとして拾われ、大御所芸能人Kの運転手兼付き人を経て、敏腕!?マネージャーになるまでの思い出と、そんなじゃがいも少年から見た当時の特殊な芸能界の裏側なんかの記録を綴ります。

ライブ活動

高校卒業後の夏休み、三ノ宮のSHOUTでバンド2回目となるLIVEがブッキングされ、戦略としてはLIVE終了後にレコーディングしたオリジナル曲4曲をデモテープとして1本500円で販売することにしたじゃがいも少年達。

 

デモテープはダブルラジカセで地道にダビングし、曲のタイトルをタイプしたカッセトテープのケースに合わせたインデックスを切って入れて、中に小さく折り畳んだ歌詞カードを入れる作業を率先して請け負うじゃがいも少年。元来こういった作業が、むしろベースより好きだったじゃがいも少年。

 

他のバンド達を見ているときっちり次回のLIVEスケジュールの入ったチラシとアンケートを用意しており、それを参考にするじゃがいも少年達。

ブッキングライブでは他のバンドのライブを見れて、勉強出来るのに加え、宣伝戦略も自然と学べました。

 

それからしばらくは月1回程度の神戸のライブハウスでのLIVEを続け、お手製のチラシを折り込み、アンケートを作ってお客さんに名前と住所と書いてもらい、LIVEが終わるとじゃがいも少年が客席にアンケート回収BOXとデモテープを持参して、アンケート回収をしながら、デモテープを販売する営業活動を続けていくことになっていきました。

 

アンケートに住所と名前を書いてくれたお客さんには、次回LIVEがある時にハガキなどで告知し、バンドではオリジナル曲を増やし、リハーサルを重ね、せっせとレコーディングしてはデモテープを新しく作ってライブハウスで売るという地道な活動を続けることになっていきました。