じゃがいも少年のエンタメHISTORY

神戸生まれ神戸育ちの丸坊主いがぐり中学生が後にバンドでメジャーデビューし、バンド解散後、芸能事務所の音楽制作スタッフとして拾われ、大御所芸能人Kの運転手兼付き人を経て、敏腕!?マネージャーになるまでの思い出と、そんなじゃがいも少年から見た当時の特殊な芸能界の裏側なんかの記録を綴ります。

バンドやろーぜ!

近所の公立高校へ入学したじゃがいも少年は丸刈りから解放され、ヘアスタイルもすっかり落ち着いた1年の2学期頃から本格的なバンドメンバー探しを始めました。


 メンバー集めはいたってシンプル。仲良くなったクラスメイトの男子に「バンドやろーぜ!」と声をかけていくだけでした。


 ラグビー部のホープ、ガタイのいいKの兄貴がドラマーだということで、一番難航すると予想されたドラムがあっけなくKに決まり、Kと中学が一緒で座席が近かったハンドボール部のイケメンHにも「バンドやろーぜ!」と声をかけるとなんとあっさりOK。


ただHはギター志望で、密かにギタリストになろうと考えていたじゃがいも少年とジャンケンで勝ったらギター、負けたらベースという勝負の結果、じゃがいも少年は見事に破れ、ベース担当となったのでありました。

 

このジャンケンが後の運命を決定付けるとはこの時は思いも寄らなかったのです。