じゃがいも少年のエンタメHISTORY

神戸生まれ神戸育ちの丸坊主いがぐり中学生が後にバンドでメジャーデビューし、バンド解散後、芸能事務所の音楽制作スタッフとして拾われ、大御所芸能人Kの運転手兼付き人を経て、敏腕!?マネージャーになるまでの思い出と、そんなじゃがいも少年から見た当時の特殊な芸能界の裏側なんかの記録を綴ります。

初顔合わせ

伝説の!?ギタリストM、飛び抜けた技術のドラマーI、作詞作曲センス抜群のボーカルO、そしてコツコツベースを練習したじゃがいも少年。


当時の神戸の高校生バンド界を代表する!?同級生4人が揃い、高校3年の冬休み正月が明けた頃、とある雪の降る三ノ宮で4人は初めて顔合わせをすることに。

 

実質的にMとIが初顔合わせになったのですが、Mは開口一番「ドラムの子やろ?」とじゃがいも少年の時同様会話の入口のパターンをさらけ出すのに対し、IはMのTシャツに皮ジャンスタイルに対して「冬でもロッカーはそうなん?」とIらしい切り返しでした。

 

4人は三ノ宮の駅前の通りにある喫茶店「ピカソ」に入り、各々注文。
この日はバンド名を決めようという流れになり、それぞれが思い付くアイデアを出していきます。

自然とこのバンドは長くなりそうだと誰しもが思ったのか、あまり安易な名前は付けたくないというのがメンバーの本音だったのですが、だんだん集中力が切れてしまい、誰かが頼んだミートスパゲティに付いて来た粉チーズを手に取り、「CRAFT」でえーんちゃうん?などとふざけ合いながら、結束を固めて行くのでありました。